分かれ道に遭遇しました。
さて。どちらに進もうか。
ぼくの気持ちに委ねられています。
左に行けば住宅街。まっすぐ行けば商店街。
どちらがいいかな。
元気でまだまだ歩けるときは迷わず住宅街を選んで颯爽と早歩きで通り過ぎるのですが、
今はだいぶ歩いた後で疲れも見え始めています。
商店街方面を選べばその手前で抱っこしてもらえることもわかっています。
お散歩は楽しいし、できる限り長く歩きたいけれど
そろそろ抱っこして欲しい気持ちもある。
どうしよう。迷っています。
散々迷った末、今日は商店街の方を選びました。
あと数メートル歩いたら抱っこだ。
疲れたけれど体力を振り絞って前に進みます。
そしていつもの通り、商店街の手前で抱っこしてもらいました。
昼間の商店街は人や自転車が行き交い危ないので基本は抱っこです。
暑い日差しを遮るアーケードとお店でかけているクーラーの冷気が店先まで届いて
夏でも快適に通ることができます。
お散歩道は基本的にぼくが行きたい方向に進みます。
ただ危険だったり、飼い主さんの用事だったりがあるときは
飼い主さんからの指示を仰ぎます。
右、左、まっすぐという言葉、信号機の赤と青のサイン。
そのくらいはぼくも理解しています。
だから今日はそこを右ね、と言われれば右に進むし、まっすぐだと言われればその通りにできます。
また赤だよ、と言われたら止まるようにしています。
こうやって気をつける点をちゃんと抑えていないと人間社会の道を歩くことはできません。
横断歩道はいつでも渡っていいわけではないし、道路も真ん中を進んでいたら
車に轢かれてしまったり、他の方々に迷惑がかかってしまいます。
ぼくはぼくなりに配慮しながら歩いています。
どぉ?偉いでしょ?
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