スフィンクスのような体勢のぼく。
視線の先にはぼくの大好きなものが置いてあります。
獲物を狙うような鋭い眼でガン見しているところを飼い主さんが写真に
おさめていたようです。
こういうところも見逃さない飼い主さんのあざとさを感じます。
さて、ぼくが凝視しているもの。
それはガムです。
ぼくの大好きな噛み応えのあるガム。
すぐにでも口の中に入れてしまいたいのですが、
飼い主さんから「待って」と言われているので仕方なく待っています。
早く食べたいよ~
でも飼い主さんの言うことは絶対です。
そう、これは待つ練習。
ぼくは新しいことに挑戦しているのです。
といってもぼくは覚えが早いので一瞬で習得できてしまうのですが。
今ぼくができる業は「待って」以外にもいろいろとあります。
またそのお話はゆっくりするとして。
飼い主さんはぼくに対して命令口調はあまり使いません。
今回の待つという行為に対しても
「待て」ではなく、
「待って」という言葉をあえて採用しています。
命令口調だとどうしても強そうなイメージがあり、
飼い主さん自身があまり好きではないようです。
だからぼくに対してもなるべく優しい言葉を選んでくれています。
ぼく自身も臆病な性格なので、
命令されたり、怒鳴られたりするのが苦手です。
このような飼い主さんの気遣いに感謝しています。
コメント