飼い主さんのお仕事の関係でしばらくの間離れ離れの生活を送らねばなりません。
その間ぼくは飼い主さんのお母さんのところにお世話になることになりました。
飼い主さんとの暫しのお別れ。
淋しすぎる。
離れたくない。
ぼくも連れて行って。
なんで行っちゃうの?
行かないで。
離れたくない気持ちでいっぱいです。
それは飼い主さんも同じなようで、ギリギリまでぼくを抱っこし続けてくれました。
それでも足りないので飼い主さんがどこにも行かないように膝の上でじっとするぼく。
仕事だから仕方のないことはわかっています。
だけど、だけど。
すぐに帰ってくるって言ってるけどそれはいつなの?
一日でも離れているのはさみしいんだよ。
飼い主さんはぼくとの未来のために今は辛抱の時と言っています。
一生懸命働いて短期間でお金を貯めて戻ってくるのだそう。
明るい未来のために頑張ってほしい気持ちはあるんだけど…
ずっと離れ離れなわけではなく、時々は会えるんだよね。
ぼくのこと忘れないでよ。
ぼくはどんなに遠くにいても飼い主さんのことは忘れないし、いつも心の中には
飼い主さんがいるんだよ。
早く帰ってきてね。
電話してね。
後ろ髪をひかれる思いで飼い主さんは玄関のドアを出ていきました。
コメント