ばくは飼い主さんには全てを曝け出せます。
急所のお腹だってこの通り。
全開にして見せても全然平気です。
むしろお腹を見せてなでてもらうのが大好き。
ぼくと飼い主さんは絶対的な信頼関係で結ばれています。
信頼関係って人間社会においては本当に難しいものらしいです。
ぼくと飼い主さんのようにはなかなかいかないよう。
今まで同じ方向を向いて一緒に頑張ってきた仲間であっても
ちょっとした出来事やボタンの掛け違いでその信頼関係はもろくも崩れて落ちてしまいます。
関係性を築くのは本当に難しいですし、思っている以上に繊細です。
また一度崩れてしまったものをまた元に戻すには
これまた大変な努力が必要です。
しかもこれはお互いに修復しようという気持ちに至っていないとできないもの。
どちらかが拒否してしまったら関係修復はかなり不可能に近いでしょう。
人間の場合、関係性の構築は幼い頃から学校などの場で培われていきます。
ここでいろいろな経験を経てどのように対処すればいいのかを学んでいくのです。
ただそのときは理解していても大人になると忘れてしまうことがあります。
特に仕事の現場となると日々与えられて仕事をこなす忙しさから
人間関係を軽んじてしまうことも多いでしょう。
また大人なんだから言わなくても気がつく、わかってくれると思い込んで
大切なことを言わないでいることも多いです。
暗黙のルール。
果たしてこれはどのくらい通じるのでしょうか。
結局言わなければ、話さなければ何も伝わりません。
人間はぼくにはできない会話をするということができます。
どうしてその素晴らしいツールを上手に使わないのだろう。
ぼくがもししゃべることができたら会話の素晴らしさを感じながら
伝えたいことを一心に伝えるのにな。
人間は言葉が使えて羨ましいです。
そんな素晴らしい言葉を人を傷つけるためではなく
人を励ましたり元気づけたりするために使っていって欲しいです。
言葉には力があります。
どうかそれが暴力として働くのではなく、活力として働くことを切に願います。
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