ぼくが飼い主さんを見つめると
飼い主さんは幸せな気分になるんだって。
そして決まってぼくを抱っこしてくれたり抱きしめてくれたりしてくれます。
ぼくもそれが嬉しくって、そしてそうして欲しくて
度々飼い主さんを見つめます。
ウルウルとした大きい瞳。
これはぼくのトレードマークです。
どこに行ってもこのぼくの瞳を見ると
皆さん吸い込まれるように立ち止まって褒めてくれます。
つい先日もお散歩中に若い男女がぼくを可愛い、可愛いと褒めて
撫でてくれました。
「自分が可愛いってわかっているでしょう?」
若い男性の方がぼくにそう話しかけました。
う、うん。
わかっているし、ちゃんと認識しているよ。
そう応えるようにその男性の方を見つめ直しました。
ぼくは全部わかっているんだ。
それでもなお嬉しいからありがとうの気持ちを込めて
ぼくを褒めてくれるお一人お一人の元に駆け寄って
尻尾を振ったり手を舐めたりしながら愛情を表現をします。
そして一通り終えると飼い主さんの元へと戻り、抱っこ。
ちゃんと感謝の気持ちを表現できて偉かったでしょ?
そうやって飼い主さんに報告するのです。
世の中、優しい人たちが多くてよかったな。
人の優しさに触れるとなんだかとてもあたたかい気持ちになります。
寒い、寒い冬ですが心はほっこりあたたまる出来事がたくさん溢れています。
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