お散歩中に路地を通り抜けていく方を発見しました。
その先はどうなっているのだろう・・・
気になってぼくも後を追うように入っていこうとしました。
でも・・・行ったことない道だからな・・・
恐怖心も芽生えてとりあえず路地前で立ち止まってじっと見つめてみます。
先に行ったあの人はもう見えないところまで歩いて行ってしまいました。
静かな路地。
危険はなさそうです。
好奇心が勝り、満を持して一歩を踏み出そうとするぼく。
しかし、飼い主さんに止められてしまいました。
ここから先は私有地のよう。
勝手には入っていけません。
仕方なくぼくはここからさらにじーっと見つめます。
それにしても気になるな。
この先にはぼくの知らない世界が待っていそう。
楽しそう。
知りたい!
そんな気持ちがぼくの中で大きくなっていました。
でも入れないから仕方ないな。
ぼくはこの路地の先について想像を膨らませて楽しむ方向へシフト転換することにしました。
きっとそこには今まで見たことのない
草花が生い茂っているでしょう。
今まで嗅いだことのないいい匂いするでしょう。
今まで食べたことのない美味しいお食事が用意されているかもしれません。
そして今まで出会ったことのない方がぼくを待ちわびてくれていることでしょう。
そういうことを想像するだけでなんだか心が躍ります。
秘密の路地は秘密のままの方が
案外いいのかもしれませんね。
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