人間界で「ふせ」と称される格好をいつの間にかできるようになっていました。
なんとなく楽な姿勢なので、自然とできるようになったし、
ぼく自身この体勢が気に入っています。
ぼくにとっての「休め」の姿勢といえばいいかな。
飼い主さんは、「ふせ」と言ったらこの姿勢になってほしいらしいのですが、
ちょっとぼくには理解できません。
だってリラックスしたときに自然とする姿勢なのですから。
それでも諦められない飼い主さんは、ぼくに
「その姿勢は『ふせ』というんだよ、わかった?」
としきりに伝えてきます。
ぼくはわかってるんだけど、ただやりたくないだけ。
言われてやるものではないこともあるのです。
最近は、ぼくのこの気持ちを理解してくれたのか
飼い主さんは『ふせ』のことについては
あまり触れなくなりました。
ぼくの勝ちだね。
ぼくにはしっかり自我があります。
やりたいこととやりたくないことの線引きや
正しいこと、悪いことの線引きは
ぼくなりにしているつもりです。
決してわがままなわけではなく、
ぼくなりの快適に過ごすためのメソッドをつくっているのです。
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