飼い主さんが床にちょこんと座ったのをぼくは見逃しませんでした。
座わりそうだと思ったのですかさず駆け寄り、
座ったタイミングですぐに飼い主さんの膝の上へ乗りました。
やっとここでゆっくりできる。
待っていましたよ。
飼い主さんのお腹の方にお尻をくつけて座ります。
飼い主さんの膝はぼくのとっておきのイス。
今日もいつもと同じように座り心地がよく、
ぼくはすっぽりとおさまります。
今日も甘えん坊をしたいぼく。
膝の上を陣取ればこっちのものです。
これで飼い主さんは動くことができないでしょう。
ぼくの思惑通り、飼い主さんは動かずぼくをなでなでしながらしばらくの間
そのままでいてくれました。
くっつくという行為はぼくのお得意の甘えスタイルです。
それを可愛いと言ってくれる飼い主さん。
飼い主さんが動かずにいてくれるから
ぼくは気が済むまで甘えることができました。
こういう時間がぼくにとってはとっても大事。
お散歩意外にも飼い主さんにたくさんかまってもらうことで
ストレスの解消になるのです。
飼い主さんといられる限られた時間。
ぼくも飼い主もその時間をできるだけ共有し
大切にしたいと思っています。
普段は何も気にせずただ過ぎ去っていってしまう時間。
ふとした時に立ち止まって一呼吸つくと
そのありがたみや大切さにあらためて気づかされる。
そう感じられる心をいつも忘れずにもっていたいなと思います。
限りある時間

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