いつものようにお散歩かと思いきや・・・
ん?何やら様子が違います。
こっちの道の先には確か・・・
病院があるのでは?
ぼく、どこも悪くないし、痛いところもないよ。
この前狂犬病の注射も済ませたし。
ワクチン注射は夏頃のはずだし・・・
なんで病院の方向へ進むの?
嫌な予感がしたぼくは来た道を引き返そうとします。
ねぇねぇ飼い主さん。そっちの道じゃなく、こっちに行こうよ。
一生懸命引っ張りますが飼い主さんの力には勝つことができません。
かといって自分の足で病院の方向に歩きたくないし。
仕方なく抱っこしてもらうことにしました。
飼い主さんが行くと決めたところには行くしかありません。
ぼくは無抵抗。
嫌だな、震えが止まりません。
今日は何をされるのだろう・・・
痛いのは嫌なんだよ・・・
さっきまでお散歩の時間にウキウキしていたのに一変して気持ちはどんよりです。
病院に着いて。
すぐに診察室に案内されました。
いつものように体重を計って。2.2キロ。
ついでに足の調子も見てもらって。問題なし。
今日はどうしたのですか?
爪を切ってもらいに来ました、と飼い主さん。
そうか、爪を切ってもらうのか。
それでもぼくにとっては怖いことです。
診察台に乗るなり腰は引けてうまく立てません。
看護師さんに支えられなんとかこの場にいられる感じ。
早速爪切り開始です。
怖いので看護師さんに抱っこしてもらいながら切ってもらうことになりました。
もちろん終始震えは止まりません。
先生は優しく声をかけてくれます。
えらいね、もうちょっとだからね。頑張ってるね。
そんな嬉しい言葉に耳を傾けますがこの状況下でなかなか喜べないぼく。
早くこの時間が終われ!
そう思っていると生唾が口の中にたまってきて音を立ててゴクリ。
そんなに怖いか~と先生が笑っています。
そんなに怖いのです。
ぼくにとって病院とトリミングサロンは怖い場所。
早く帰りたい場所。
ものの数分で爪切りは終わりましたがぼくにとっては地獄のように長い時のように感じられました。
終わってしまえばこちらのものです。
すぐさま飼い主さんのところに駆け寄り抱っこをせがみます。
そして早く帰ろうという目で見つめます。
この時にはすでに震えも止まり何事もなかったよう。
お会計を済ませて家路につきました。
はぁやっと終わった。
これから爪切りは病院で月一回お願いするみたいです。
ぼくにとっては行きたくない場所ですが、健康を保つために必要なこと。
仕方がないので来月も頑張ろうと思います。
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