ぼくは飼い主さんのお話相手。
いつもぼくにいろいろな話をする飼い主さん。
言っていることがわかる時もあればわからない時もあります。
どちらにせよ、飼い主さんがぼくに話しかけているということは
しっかりと理解しています。
だからたとえ話の内容がわからなかったとしても
しっかりと聴くようにしています。
飼い主さんのお顔をじっと見て。
飼い主さんの口から発せられる言葉一つひとつを汲み取ります。
ぼくの体調のことや、お散歩のこと、ごはんのことに髪型のこと。
ぼくに関するお話もあれば
飼い主さん自身のお話もしてくれます。
どれもぼくにとっては興味深いもの。
首をかしげながらじっくりと聴きます。
ぼくがちゃんと聴いていると飼い主さんも話しやすいんだって。
ぼくは聞き上手なんだね。
人の話を聞くということはとっても大切なこと。
聞く耳を持つ。
そうすればたくさんの情報を得られるし、
素晴らしい絆も生まれます。
話すことも大切ですがまずは聞くことに意識を向ける。
自分の意見を言いたくなってもぐっとこらえてとにかく聞く。
一通り聞いてみて自分の中でかみ砕いたり、吟味したりして
やっとはじめて自分の言葉が出てくる。
これがコミュニケーション上手の極意なのでしょう。
飼い主さんもぼくに見習って聞く耳を持ってくれたらな。
すぐに自分の言葉が前に出てきてしまうところを意識して直し、
聞き上手になれたらもっともっとコミュニケーションの輪が広がることでしょうに。
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