飼い主さんにはわからないみたいだけど、
ぼくは歩いていると気になるものがたくさんあります。
今回はコーン。
工事をしていたり、注意を促すような場所に置いてあるコーン。
赤色で三角の形。
ぼくはこれが気になって仕方がありません。
コレ、何だろう?
不思議な形をしているな。
しかも真っ赤。
風景の中に不自然に、そして無機質に鎮座しています。
ぼくは気になるものに対してまずはにおいを確かめるようにしています。
すると、あまり嗅いだことのないようなにおいがします。
何のにおい??
確かめるように何度も何度もクンクンとします。
うーん。わかりそうでわからない・・・
再度においを嗅ぐ。
こうして何度も何度もやっているぼくを飼い主さんは不思議そうに見ています。
「ちろちゃん、何がそんなに気になるの?」
「もう行こうよ」
飼い主さんはすぐにその場から立ち去ろうとぼくを促します。
ねぇねぇ、なんで飼い主さんは気にならないの?
コレ、なんだかおもしろいものだよ。
飼い主さんに教えてあげるのですが、なかなかその面白さに気づいてもらえません。
結局興味が全く湧かない飼い主さんに従って前へ進むことになりました。
こういうこと、よくあるんです。
ぼくは興味津々なのに飼い主さんは無関心。
飼い主さん、世の中にはまだまだ興味深いものがたくさんあるよ。
ぼくに倣って色々なものに関心を持つようになるともっともっと世界が広がると思うよ。
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