ぼくの鼻は正面から見るとハート型をしています。
可愛い形状をしているので、それだけでも飼い主さんは褒めてくれます。
そう、ぼくのことが大好きすぎる飼い主さんは毎日何かしらを褒め、
1日最低5回以上は「かわいい」と言ってれます。
その言葉たちを逃すまいと、ぼくは首をかしげながら一生懸命聞くようにしています。
たぶんかなりの過保護な育て方をされているのでしょう。
箱入り娘ならぬ箱入り息子状態です。
いや、犬なので箱入り犬なのか…
そのことは、飼い主さんもぼくも承知の上。
いいんです。
だって世界で一番大切で大好きなんだから。
大切に大切に育てられているぼくは
お陰さまで人馴れをかなりしています。
初めて会う人にも基本は躊躇することなく向かうことができます。
撫でてもらって、手を差し伸べられたらチロチロと舐める
リップサービスだってできます。
人が恐いという感覚は全くと言っていいほどなく、
むしろ自分も犬ではなく人間なんじゃないかと
思うことさえあります。
ぼくがこうなったのも
飼い主さんが人間の子どもを育てるように
接してくれているからなのでしょう。
子どもはあまり好きではないと飼い主さんは言いますが、
ホントなのかな。
ぼくが特別なのかな。
不思議に思うことがまだまだたくさんあります。
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