ぼくのものはぼくのもの。
ぼくのものは誰にも渡しません。
取ろうとする人がいたら全力で怒ります。
それがたとえ飼い主さんであっても牙をむけます。
…というか、今までは怒っていました。牙をむけていました。
そして今はちょっと変わりました。
飼い主さんであれば怒る、牙をむくということをしなくなったのです。
怒っても無駄だということがぼくなりにわかってきたのです。
だって飼い主さんはぼくのものを自分のモノ化するなんてことはないし、
ぼくのことが世界でいちばん大切なんだもん。
だから飼い主さんがぼくのものに手を伸ばしても怒ることはしなくなりました。
大きな進歩でしょ?
ぼくは年齢と共に自我が芽生え始め、自分の思いを押し通したくなってしまうことが
少なからずあるのですが、
コントロールするということ、自制心というものに対して理解し始めています。
それもこれも、飼い主さんがぼくに教えてくれるのです。
何かがあった時、いつも飼い主さんが優しくその意味を話してくれます。
こういう時は、こうした方がいいんだよ。
こういう理由からこれはしない方がいいよ。
こういう風にすると喜ばれるよ。
こういうチロは、いい子だね。
飼い主さんの言葉一つひとつでぼくはちょっとずつ成長しています。
人間社会で互いによりよく生活するための勉強を怠りません。
まだまだいろいろな方々にご迷惑をおかけいたしますが、
ぼくのこの頑張りに免じてお赦しくださいませ。
また今後のさらなる成長を楽しみにしていてくださいね。
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